プレスリリース

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  • ボーイング、JAXA晴天乱気流検知システムの飛行試験実施へ

    シアトル発,  2017年8月2日 - ボーイングと国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、晴天乱気流を検知するテクノロジーを搭載した飛行試験を来年行うこととなりました。

    ボーイングとJAXAは、2010年より共同研究を行い、JAXAの長距離ライダー(Light Detection and Ranging)を民間航空機へ搭載することを検討してまいりました。このライダー技術は、レーザー光を照射し、空気中の塵に反射した信号から航空機前方の17.5キロメートル先にある晴天乱気流やウインド・シアを検知し、パイロットに伝えるテクノロジーです。

    将来この技術が実用化された場合、パイロットは晴天乱気流や急激な天候の変化を事前に察知し、時間的余裕をもってそれらに対応することができます。

    2018年ボーイング エコデモンストレーター・プログラムの一環として、このテクノロジーを搭載して飛行試験を行います。ボーイング エコデモンストレーター・プログラムは、航空機の安全飛行と環境性能の向上を目指し、様々なテクノロジーを実際の航空機に搭載して、飛行試験を行うものです。エコデモンストレーター・プログラムにおける初の飛行試験は、2012年に実施されました。

    来年予定のエコデモンストレーター・プログラムにおける飛行試験では、ライダー技術を含む30種類以上のテクノロジーを、フェデックス エクスプレス(FedEx Express)社のボーイング777型機の貨物機に搭載して実験します。飛行試験は、6週間を予定しています。

    ボーイング リサーチ&テクノロジー エアロメカニックス・テクノロジー担当バイス・プレジデントのナビード フセインは「今回JAXAと一緒に協力できたことを大変嬉しく思います。航空機の安全そして性能に大きく貢献するであろうライダー技術の成果を実証することを楽しみにしています」と述べました。

    JAXA理事航空技術部門長伊藤文和氏は、「JAXAが乱気流事故防止機体技術の実証(SafeAvio)プロジェクトを通じて開発した乱気流検知装置が、ボーイング社からの高い評価を受け、今回のエコデモンストレーター・プログラムにおける飛行試験に採択されました。これは大変光栄なことで、このプログラムを通して、JAXAの研究開発成果の社会実装が大きく加速されることを期待しています」と語りました。

    JAXAプレスリリース