プレスリリース

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  • ボーイング、2016年第4四半期および通期の業績と2017年の見通しを発表

    シカゴ発,  2017年1月25日 - 

    2016年第4四半期

    • 主要ビジネスの堅調さが牽引し、営業キャッシュフローは28億ドルと好調さを維持
    • 好調な業績を反映し、GAAP での1株当たり利益は2.59ドル、1株当たりの中核利益(non-GAAP)*は2.47ドル

    2016年通期
    • 民間航空機と防衛両部門の納入機数は926機、サービス拡大も伴って売上高は946億ドル
    • 営業キャッシュフローは105億ドルと過去最高を記録し、70億ドルで5,510万株の自社株買いを実施
    • 受注残は5,700機以上の民間航空機の受注獲得を反映して、4,730億ドルと堅調さを維持
    • 流動資産(現金および有価証券)は100億ドルと好調に推移

    2017年見通し
    • 営業キャッシュフローは約107.5億ドルに増加すると予測
    • 2017年のGAAPでの1株当たり利益は10.25〜10.45ドル、1株当たり中核利益(non-GAAP)* は9.10〜9.30ドルと予測

     

    表1:決算サマリー(単位100万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)

     

    第4四半期

    通期

    2016年

    2015年

    前年
    同期比

    2016年

    2015年

    前年
    同期比

    売上高

    $23,286

    $23,573

    (1)%

    $94,571

    $96,114

    (2)%

    GAAP

    営業利益

    $2,183

    $1,161

    88%

    $5,834

    $7,443

    (22)%

    営業利益率

    9.4%

    4.9%

    4.5 Pts

    6.2%

    7.7%

    (1.5) Pts

    純利益

    $1,631

    $1,026

    59%

    $4,895

    $5,176

    (5)%

    1株当たり利益

    $2.59

    $1.51

    72%

    $7.61

    $7.44

    2%

    営業キャッシュフロー

    $2,832

    $3,119

    (9)%

    $10,499

    $9,363

    12%

    Non-GAAP*

    中核営業利益

    $2,064

    $1,259

    64%

    $5,464

    $7,741

    (29)%

    中核営業利益率

    8.9%

    5.3%

    3.6 Pts

    5.8%

    8.1%

    (2.3) Pts

    1株当たり中核利益

    $2.47

    $1.60

    54%

    $7.24

    $7.72

    (6)%

    * Non-GAAPによる算出。ボーイングでは、米国で一般に認められた会計原則(GAAP)に基づき作成された財務報告を補完するものとして特定のnon-GAAP財務情報を提供しています。提供されるnon-GAAP財務情報には、現行の営業活動による財務結果を示すものではない、もしくはそれらと関係がないと思われる特定の主要項目は含まれません。


    ボーイングは本日、2016年第4四半期および2016年通期の業績を発表しました。生産プログラムとサービス業務の着実な進捗を反映し、当四半期の売上高は233億ドル、1株当たりの利益(GAAP)は2.59ドル、1株当たり中核利益(non-GAAP)*は2.47ドルでした(上表)。

    2016年通期の売上高は、民間航空機の好調な納入機数と全部門にわたるサービス拡大を反映し、946億ドルとなりました。1株当たり利益(GAAP)は7.61ドル、1株当たり中核利益(non-GAAP)*は7.24ドルでした。

    2017年の通期見通しでは、1株当たり利益(GAAP)を10.25 ~10.45ドル、1株当たり中核利益(non-GAAP)*を9.10 ~9.30ドルとしています。売上高は民間航空機の納入機数の増加(760〜765機)を見込んで905億〜925億ドルと予測しています。営業キャッシュフローは約2.5億ドル増の107.5億ドルに、設備投資額は約3億ドル減の23億ドルになるとみられます。

    ボーイングの会長、社長兼CEOであるデニス マレンバーグは次のように述べています。
    「第4四半期は主要ビジネスが好調に推移したほか、注力分野を戦略的に絞り込みました。創立100周年を迎えた記念すべき年に航空宇宙業界におけるリーダーシップを拡大し、次の100年に向けてのさらなる成長と成功を実現する好位置に就くことができました」

    「民間航空機部門では航空機の納入機数は5年連続で業界トップとなり、防衛・宇宙部門とサービス分野でも順調な売上高を確保しています。また、技術革新や人材教育、魅力的な株主還元を続けるための原資となる営業キャッシュフローも過去最高となりました」

    「今後は、5,000億ドル弱に相当する大規模かつ多様な受注残に基づき、キャッシュフローと収益性の向上を果たすために生産性を向上し、プログラムの実行を加速させます。さらに、新たな統合サービス事業部門を立ち上げ、成長し続ける世界の航空宇宙業界での市場シェアを拡大させて、お客様、株主、従業員にとってより大きな価値を還元することに注力していきます」

    2016年通期の現金および有価証券への投資は合計100億ドルとなり、当四半期首から97億ドル増でした。負債額は、債務返済によって当四半期首から減少し、100億ドルでした。

    第4四半期末時点の総受注残高は期首の4,620億ドルから4,730億ドルに増加しています。この数字には、当四半期における純受注額320億ドルが含まれています。


    主要ビジネス部門ハイライト

    民間航空機部門

    • 民間航空機部門の第4四半期の売上高は納入機数の増加と機種ミックスによって162億ドルに増加。営業利益率は9.1%で、機種ミックス、研究開発費の減少、業績改善を反映。空中給油・輸送機KC-46プログラムで計上した2億4,300万ドルの税引き前費用により部分的に相殺されており、これは主にすでに発表済みの初期生産機への設計変更に関連するもの
    • 第4四半期には500機目の787ドリームライナーを納入し、787-10 型機の飛行試験初号機の最終組立を開始。737 MAXプログラムのローンチ以来の受注数は3,600機超に。これには737 MAX 8の最近の受注、GEキャピタル・アビエーション・サービスからの75機、スパイスジェットからの100機が含まれる
    • 当四半期の純受注数は288機。受注残は5,700機超、金額ベースでは4,160億ドル


    防衛・宇宙・セキュリティ(BDS)部門

    • 防衛・宇宙・セキュリティ(BDS)部門の第4四半期の売上高は69億ドル。営業利益率は11.8%で、ボーイング・ミリタリーエアクラフト(BMA)部門が空中給油・輸送機KC-46プログラムで計上した6,900万ドルの税引き前費用を反映し、堅調な業務遂行により部分的に相殺
    • ボーイング・ミリタリーエアクラフト(BMA)部門の第4四半期の売上高は納入機数と機種ミックスの減少を反映して26億ドル、営業利益率は11.0 %。当四半期は、申請中であったF-15、F/A-18、チヌーク、アパッチの海外向け販売の承認が米国務省から下りたことで、契約交渉前の米国による対外有償軍事援助のプロセスが最終段階に
    • ネットワーク&スペース・システム(N&SS)部門の第4四半期の売上高は18億ドルで、主には衛星の納入機数減が要因。営業利益率は8.7%。当四半期ではアップグレードしたデジタル式ペイロードを備えた、8基目の軍事通信衛星(WGS)の打ち上げを実現
    • グローバル・サービス&サポート(GS&S)部門の第4四半期の売上高は、エアクラフト・モダナイゼーション&サステインメントの納入減が響き24億ドル。営業利益率は主にプログラムミックスを反映して14.9%。当四半期はNATO向け早期警戒管制機(AWACS)14機のうち、1機目のデジタルフライトデッキのアップグレードを完了
    • 防衛・宇宙・セキュリティ(BDS)部門全体の受注残は570億ドル、そのうち37%が米国外顧客からの受注


    見通し
    2017年も全部門で引き続き好調に業績が推移すると見込まれ、財務見通し(下表)はそれを反映

     

    表2:2017年財務見通し(単位10億ドル、ただし1株当たりのデータを除く)

    ザ・ボーイング・カンパニー

    売上高

    $90.5 - 92.5

    1株当たりGAAP利益

    $10.25 - 10.45

    1株当たり中核利益*

    $9.10 - 9.30

    営業キャッシュフロー

    ~$10.75

    民間航空機部門

    納入機数

    760 - 765

    売上高

    $62.5 - 63.5

    営業利益率

    9.5% - 10.0

    防衛・宇宙・セキュリティ(BDS)部門

    BDS合計売上高

    $28.0 - 29.0

    BDS合計営業利益率

    ~11.5%

    * Non-GAAPによる算出は上記参照。