プレスリリース

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  • ボーイング、2018年民間航空機市場予測を発表

    • 今後20年間の新造機需要を4万2,730機、金額ベースで6兆3,000億ドルと予測
    • サービス需要予測は8兆8,000億ドル、民間航空機とサービス市場は15兆ドル規模へと拡大

    英国ファンボロー発,  2018年7月17日 - ボーイングは本日、ファンボロー航空ショー開催に合わせて「2018年民間航空機市場予測(2018 Commercial Market Outlook, CMO)」を発表しました。旅客数の増加と新しい航空機への代替需要を背景に、今後20年間の新造機需要は機数ベースで4万2,730機(前年予測より4.1%増)、金額ベースでは6兆3,000億ドルになると見積もっています。

    新造機の需要増加に伴い、機体整備、部品供給および航空エンジニアリングなど航空機運航に欠かせないサービス市場は、今後20年間で8兆8,000億ドル規模になると見込まれます。年4.2%の成長率が期待されるサービス市場と、民間航空機市場を合わせた航空機・サービス市場は、今後20年間で15兆ドルまでに拡大すると予測されます。

    ボーイング民間航空機部門のマーケティング担当バイス・プレジデントであるランディ ティンゼスは、「中国やインドなど新興市場のみならずヨーロッパや北米の成熟した市場においても堅調な旅客数の増加がみられます。そのほか、古い機体から新しい機体への代替需要が見込まれます」と話しています。

    現在、900機以上もの航空機が25年以上前に製造され、2020年代中頃には、毎年500機以上の航空機が25年目を迎える試算となっています。そのため、今後20年間の新造機需要のうち、代替需要だけで44%を占めると予測されます。

    今後も保有していく航空機数に、新造機数を加えた世界の航空機総数は、2037年までに現在の2倍となる4万8,540機に達するでしょう。新造機のサイズ別需要予測では、単通路機市場(3兆5,000億ドルの市場規模)が最も力強い伸びを示し、これは拡大するLCC (ローコストキャリア)への需要と中国や東南アジア市場での代替需要を反映しています。今後20年間で、3万1,360機(前年予測より6.1%増)の新たな単通路機の需要が予測されます。

    ワイドボディ(双通路)機市場における、今後20年間の新造機予測は8,070機となり、金額ベースではおよそ2兆5,000億ドルを見込んでいます。代替需要のほか、世界の航空会社が路線拡充のため、最新鋭の777Xおよび高効率の787型機を導入していくことが背景にあげられます。

    新造機のサイズ別納入機数(2037年まで)

    機種(座席数) 機 数
    単通路機(90~230) 31,360
    双通路(ワイドボディ)機(200~400超) 8,070
    リージョナル機(90席以下) 2,320
    ワイドボディ貨物機 980
    42,730

    サービス市場予測の8兆8,000億ドルのうち、2兆3,000億ドルが修理、改修およびエンジニアリング業務を占め、1兆1,000億ドルはパイロットや乗務員の訓練等があげられます。

    新造機の納入先を地域別で見ると、アジア・太平洋地域が、新造機納入数は全体の40%、サービスは全体の38%を占め、今後20年にわたって中国を含むアジア市場が引き続き牽引すると予測しています。

    新造機の地域別納入機数(2037年まで)

    地 域 機 数
    アジア・太平洋 16,930
    北 米 8,800
    ヨーロッパ 8,490
    中 東 2,990
    南 米 3,040
    ロシア・中央アジア 1,290
    アフリカ 1,190
    42,730

    ボーイングの民間航空機市場予測(昨年まで「最新市場予測(Current Market Outlook, CMO)」としていた名称を本年より改称)は、航空業界で最も歴史の長い包括的な分析として評価されています。この市場予測の全文(英語)は、ボーイングのウェブサイト(www.boeing.com/cmo)でご覧いただけます。