プレスリリース

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  • ボーイング、2018年第4四半期および通期の業績と2019年の見通しを発表

    シカゴ発,  2019年1月30日 - 

    2018年第4四半期

    • 売上高は283億ドル、営業利益は42億ドルと、どちらも過去最高を記録、納入機数と契約数の増加が牽引役
    • 好調な業績により、GAAP での1株当たり利益は5.93ドル、1株当たりの中核利益(non-GAAP)*は5.48ドルと、どちらも過去最高を記録

     

    2018年通期

    • 全部門における高成長を反映し、売上高は1,011億ドルと過去最高を記録
    • 堅調な業績により、GAAP での1株当たり利益は17.85ドル、1株当たりの中核利益(non-GAAP)*は16.01ドルと、どちらも過去最高を記録
    • 営業キャッシュフローは153億ドルと過去最高を記録、90億ドルで2,610万株の自社株買いを実施
    • 受注残は民間航空機約5,900機を含め、4,900億ドルと堅調さを維持
    • 流動資産(現金および有価証券)は86億ドルと高い流動性

     

    2019年見通し

    • 売上高は1,095億~1,115億ドルと予測、全部門における納入機数と契約数の増加を反映
    • GAAPでの1株当たり利益は21.90〜22.10ドル、1株当たり中核利益(non-GAAP)* は19.90〜20.10ドルと予測
    • 営業キャッシュフローは170億〜175億ドルに増加すると予測

     

    表1:決算サマリー(単位100万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)

      第4四半期 通期
    2018年 2017年 前年
    同期比
    2018年 2017年 前年
    同期比
      売上高 $28,341 $24,770 14% $101,127 $94,005 8%
    GAAP
      営業利益 $4,175 $2,978 40% $11,987 $10,344 16%
      営業利益率 14.7% 12.0% 2.7 Pts 11.9% 11.0% 0.9 Pts
      純利益 $3,424 $3,320 3% $10,460 $8,458 24%
      1株当たり利益 $5.93 $5.49 8% $17.85 $13.85 29%
      営業キャッシュフロー $2,947 $2,903 2% $15,322 $13,346 15%
    Non-GAAP*
      中核営業利益 $3,867 $2,589 49% $10,660 $8,906 20%
      中核営業利益率 13.6% 10.5% 3.1 Pts 10.5% 9.5% 1.0 Pts
      1株当たり中核利益 $5.48 $5.07 8% $16.01 $12.33 30%

    * Non-GAAPによる算出。ボーイングでは、米国で一般に認められた会計原則(GAAP)に基づき作成された財務報告を補完するものとして特定のnon-GAAP財務情報を提供しています。提供されるnon-GAAP財務情報には、現行の営業活動による財務結果を示すものではない、もしくはそれらと関係がないと思われる特定の主要項目は含まれません。詳しくは下記プレスリリース(英語)をご覧ください。
    Boeing Reports Record 2018 Results and Provides 2019 Guidance

     

    ボーイングは本日、2018年第4四半期および2018年通期の業績を発表しました。当四半期の売上高は283億ドル、1株当たりの利益(GAAP)は5. 93ドル、1株当たり中核利益(non-GAAP)*は5.48ドルと、すべて過去最高を記録しました。これは、過去最高の民間航空機の納入機数、防衛部門およびサービス部門の契約数増加、2017年第4四半期に見られた税制改革の恩恵を上回る好調な業績を反映した結果となっています(表1)。営業キャッシュフローは29億ドル、6億ドルで160万株の自社株を買い戻し、10億ドルの配当金を支払いました。そのほか、KLXの買収を完了しました。

    2018年通期の売上高は、民間航空機の納入機数増加と全部門における契約数増加を反映し、過去最高の1,011億ドルとなりました。また、納入機数と契約数の増加、機種ミックス、堅調な業績が牽引役となり、1株当たり利益(GAAP)は17.85ドル、1株当たり中核利益(non-GAAP)*は16.01ドルと、どちらも過去最高を記録しました。

    ボーイングの会長、社長兼CEOであるデニス マレンバーグは次のように述べています。
    「2018年は売上高、利益、キャッシュフローともに過去最高を記録し、世界の航空宇宙産業におけるリーダーとしての地位をさらに高めることができました。全社にわたって中核となる部分で素晴らしい業績を達成し、お客様重視の姿勢を示すことができたと言えます。財務面での好調さにより、新たな成長事業やイノベーション、将来的なフランチャイズプログラム、そして人材育成や技術の実現にさらなる投資を行うための土台を築くことができました。この5年間で、私たちは各事業の主要戦略分野に350億ドル近くを投資し、株主の皆様に還元する配当金を増額させてきました」

    第4四半期の営業キャッシュフローは29億ドル、2018年通期では153億ドルとなりました。これは民間航空機の生産レート引き上げ計画、好調な業績、キャッシュフローの受け払いのタイミングを反映したものです。

    現金および有価証券への投資額は当四半期期首の100億ドルから減少し、合計86億ドルとなりました。負債額は、主にKLX買収後に新たに発行された社債により、当四半期期首の119億ドルから増加し、138億ドルとなりました。

    受注残高はほぼ変わらず、当四半期中の純受注額270億ドルを含め、期末時点で4,900億ドルでした。

     

    主要ビジネス部門ハイライト

    民間航空機部門

    • 民間航空機部門の第4四半期の売上高は、納入機数の増加と機種ミックスによって173億ドルに増加。営業利益率は15.6%に上昇。737型機の納入機数増加と787型機の利益率向上など、生産プログラムにおける好調な業績を反映
    • 第4四半期には787機目の787ドリームライナーや737 MAXのビジネスジェット仕様であるBBJ MAX初号機を含む238機を納入。737プログラムでは、中国の最終仕上げセンターからの737 MAX初納入を含む111機の737 MAXを当四半期に納入。2018年通期では256機の737 MAXを納入。777Xは飛行試験初号機の胴体の結合と「パワーオン(電気システムへの通電)」を完了し、2019年の飛行試験と2020年の初納入に向け順調に推移
    • 当四半期の純受注数は262機、金額ベースで160億ドル。受注残は約5,900機、金額ベースで4,120億ドルと引き続き堅調

     

    防衛・宇宙・セキュリティ部門

    • 防衛・宇宙・セキュリティ部門の第4四半期の売上高は61億ドルに増加。F/A-18、衛星、兵器の契約数増加が牽引役。営業利益率は、主に納入機種ミックスを反映して10.9%に増加
    • 当四半期は、2機目の日本向け空中給油機KC-46の契約、米空軍向けに戦術衛星通信を提供する統合地上システムの契約、およびスペインのチヌークヘリコプター17機を近代化改修する契約を獲得。また、米空軍の大陸間弾道ミサイルミニットマンIIIの試験に成功したほか、米陸軍向けの将来ヘリコプター、SB>1 デファイアントを初公開。2019年1月には米空軍に空中給油機KC-46初号機2機を納入
    • 防衛・宇宙・セキュリティ部門全体の受注残高は570億ドル、そのうち30%が米国外顧客からの受注

     

    グローバル・サービス部門

    • グローバル・サービス部門の第4四半期の売上高は、主にKLXの買収を含めた部品販売数の増加を受け、49億ドルに増加。営業利益率は当四半期のコスト増に一部相殺されたものの、業績の向上を反映して15.0%に上昇
    • 当四半期は、米空軍向けC-17およびF-22、カタール向けF-15のPBL契約(Performance Based Logistics、成果保証契約)と、米海軍向けF/A-18のサービス契約を獲得。また、深セン航空にクルー・マネジメント・ソリューションを提供する契約を獲得。深セン航空はボーイング・アナリティクス(Boeing AnalytX)によるサービスを導入する中国初の航空会社に。当四半期中の重要なマイルストーンには、米空軍と実施したKC-46の初の訓練飛行など。また、KLXの統合を無事スタートさせ、サフランとともに補助動力装置(APU)の合弁会社の業務を開始

     

    見通し

    2019年第1四半期より、ボーイングは民間機派生型軍用機の会計方針を変更。これまで民間航空機部門および防衛・宇宙・セキュリティ部門の2部門で報告していた民間機派生型軍用機に関連する売上高および経費はすべて、2019年から防衛・宇宙・セキュリティ部門において報告予定。下表では、民間機派生型軍用機の会計方針の変更、およびグローバル・サービス部門と防衛・宇宙・セキュリティ部門の特定のプログラム間で再調整した2018年の業績を参考として掲載した。

     

    表2:2019年財務見通し(単位10億ドル、ただし1株当たりのデータを除く)

      2019年見通し 2018年業績
    (修正)
    2018年業績
    (報告)
    ザ・ボーイング・カンパニー
      売上高 $109.5 - 111.5    
      1株当たりGAAP利益 $21.90 - 22.10    
      1株当たり中核利益* $19.90 - 20.10    
      営業キャッシュフロー $17.0 - $17.5    
    民間航空機部門
      納入機数** 895 - 905    
      売上高 $64.5 - 65.5 $57.5 $60.7
      営業利益率 14.5% - 15.0% 13.6% 13.0%
    防衛・宇宙・セキュリティ部門
      売上高 $26.5 - 27.5 $26.4 $23.2
      営業利益率 >11.0% 6.3% 6.9%
    グローバル・サービス部門
      売上高 $18.5 - 19.0 $17.1 $17.0
      営業利益率 >15.0% 14.9% 14.8%

    * Non-GAAPによる算出は上記参照。
    ** 民間機派生型軍用機に関連する部門間の納入が継続して含まれます。