プレスリリース

  • ボーイング、アリゾナ大学と機内における新型コロナウイルス感染症対策を検証

    シアトル発,  2020年10月22日 - ボーイングとアリゾナ大学は、航空機内における新型コロナウイルス感染症対策の実証実験を行いました。

    その結果、航空会社が現在導入している機内清掃・消毒対策は、新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルスを効果的に破壊することがわかりました。

    この夏に行われた実証実験では、アリゾナ大学から提供されたMS2とよばれるウイルスを生きたままボーイング機内に持ち込み、客室内で人が触れる座席テーブル、肘掛け、座席シート、手荷物棚、化粧室内およびギャレーなどにMS2ウイルスを付着させました。

    その後、作業員らがウイルスが付着したすべての場所をさまざまな製品や技術を使って消毒しました。化学消毒剤を使用する際、それらを染み込ませた布で表面をふき取る方法と静電スプレーによる噴射方法を用いました。

    そのほか、表面に付着した細菌やウイルスを破壊する抗菌コーティングや、ボーイングが開発した紫外線照射器も実験に使われました。

    アリゾナ大学は、機内で消毒されたすべての場所を分析し、実験結果と新型コロナウイルス感染症を引き起こすSARS-CoV-2ウイルスとの相互関係を検証・分析しました。SARS-CoV-2ウイルスと比べて、MS2ウイルスを破壊することはより困難です。

    検証の結果、有効性が示され、機内消毒で使用されたすべての製品、方法、技術がMS2ウイルスの破壊に成功したことがわかりました。

    アリゾナ大学微生物学のチャールズ ガーバ教授は次のように述べています。「今回の実験で、初めて、消毒対策によるSARS-CoV-2ウイルスの破壊を検証することができました。SARS-CoV-2ウイルスだけでなく、そのほかのウイルスや微生物に対する対策を念頭に置くことも大切です」

    これまでにMS2ウイルスは様々な産業実験で使用されてきましたが、航空機の客室内でMS2ウイルスを使用した実験は今回が初めてです。

    ボーイングとアリゾナ大学は、SARS-CoV-2ウイルスやそのほかの類似するウイルスに対する消毒方法の有効性を引き続き検証していきます。

    下記プレスリリース(英語)

    https://boeing.mediaroom.com/news-releases-statements?item=130760

    をご覧ください。

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