ランディのブログ

いつでも改良を

おかげさまで777型機は、乗客と航空会社の皆さんのお気に入りになっています。そして今、私たちは777をもっと改良しようとしています。アリゾナのISTAT Americas 2015(世界輸送航空機取引協会年次総会)で今日公開したのは、777-300ER、777-200LR、そして777フレイターに導入される一連の改良についてです。

エンジン、機体重量、そしてエアロダイナミクス、それぞれの面から改良された機体の製造が2016年第3四半期までに始まる予定で、それによって燃料消費量が運航ベースで2%削減されます。有料オプション機能と組み合わせることで、燃料消費量を1座席当たり約5%節減できるようになります。具体的には以下のイメージを見てください。




 

エンジンの改良

GEによって各種改良がGE 90エンジンに導入されます。

機体の軽量化

機内天井部構造設計の最適化、低密度作動油の使用、軽量断熱材の採用、テールスキッドの取り外しにより、機体が1,200ポンド(約544キログラム)軽量化されます。

エアロダイナミクスの改良

ダイバージェント・トレーリングエッジ:アウトボードエルロンの下面に後縁装置が追加されました。この装置の形状によってアウトボードウィングのキャンバーが増え、結果的にアウトボードウィングの効率が高まります。

エレベータートリムのバイアスとシールの最適化:エレベーターシールを改良して空気抵抗を減らすとともに、ピッチトリムのソフトウェアロジックを修正しました。これによって巡行飛行中、エレベーターがスタビライザートリムを補完することができ、形状抵抗と誘導抗力が軽減されます。

スラットの強化:スラット後縁が60%薄くなり空気抵抗が軽減されます。

フラップフェアリングの最適化:インボードフラップトラックフェアリングを改良して、翼幅荷重の最適化と形状抵抗の低減を実現しました。

ウィンドウ突起による空気抵抗を軽減:新しい客室ウィンドウとシールの設計によって機体外板がより平滑になり、突起部による空気抵抗が軽減されます。

テールスキッド削除:テールスキッド保護の役割をフライバイワイヤーの制御則に統合したことで、777-300ER型機では物理的なテールスキッドが不要になっています。


 

有料オプション機能

次世代軽量ギャレー、省スペース型ラバトリー、直線アフトシートトラックを採用したことで、座席数(設定によって最大14席)を追加した場合でも燃料効率がさらに向上。乗客エクスペリエンス向上のオプションとして、プレミアムウィンドウシェードや高品質LED照明システム、前部客室の騒音軽減、そして改良版搭乗口(第2ドア)などを用意しています。

レトロフィットパッケージ

就航中の航空機向けにレトロフィットの提供も検討しています。GEではエンジンのレトロフィットパッケージを検討中です。

採算性

777型機の比類ない性能と経済性、そしてレンジ、能力、効率性により、ボーイングはお客様の収益の最大化をサポートします。

Posted on 09 March 2015