ランディのブログ

航空機需要
ボーイングが毎年行っている20年間の民間航空機市場予測は、今年はここロンドンから発表します。今年のレポートでは、5兆2000億ドル相当の36,770機の需要が見込まれ、対前年比で4,2%の伸びとなっています。市場予測は多くをカバーしていますが、私はいくつかの重要なポイントをお話したいと思います。

強く回復力のある市場
市場がバブルではないかとまだ疑問を呈する人もいます。しかし、今週ェミレーツ航空が発表した777X、150機の注文について考えてみてください。航空会社各社は、古い機材をより燃費の良い飛行機に代えようとしています。また、LCCが続々と出現するということは、新造機の需要があるということです。

単通路型機の需要が予測を加速
単通路型機への熱い需要が今年の市場予測を大きく動かしました。単通路機の新造機需要は25,680機で、中心となるのは160席クラスと見込んでいます。次世代737-800型機や737 MAX 8は、収益拡大に向けた最大のビジネス機会を航空会社に提供するでしょう。

直行便
直行便サービスは引き続き堅調で、航空会社は、大型機、小型機、長距離、短距離にかかわらず、 より多くの便数の直行便サービス提供に力を入れています。

双通路型機での変化
双通路型機では、ほぼ昨年と同じ8600機の新造機需要を見込んでいます。787-8や787-9ドリームライナーなどの、200~300座席数の小さめな双通路型機が、需要の中心になります。しかしながら、今年の予測では、引き続き超大型機の需要が787-10や新たな777Xなどのような、新しい双発で燃費の良い飛行機へと移行していることが反映されています。

最後に
ボーイングでは過去50年以上も市場予測を発表してきましたが、かなり高い正確性を誇っています。実際、ボーイングは予測よりもっと多くの飛行機をデリバリーしてきましたので、私たちの予測は若干保守的です。今までの予測が正確だったということは、私たちの予測方法やモデルが正しかったのだと自信を持つことができます。しかし、それより重要なことは、ボーイングの製品戦略、事業計画、航空会社のお客様、パートナーやサプライヤーの方々へわれわれがしてきたアドバイスなどが正しかったという自信を与えてくれます。

月曜日からファンボローエアショーが開催されます。さあ、こちらに注目しましょう。今朝787-9がファンボローに到着、エアショー開催中にデモ飛行を行う予定です。