V-22オスプレイ

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V-22オスプレイは、ヘリコプターの持つ垂直離着陸性能と、固定翼機の速度、航続距離性能を有する、ベル社とボーイングで共同開発した多目的チルトローター機です。エンジン・ナセルとローターを垂直にすることで、ヘリコプターと同様の離着陸と飛行を可能とし、エンジン・ナセルを回転させることでターボプロップ機として高速かつ高度の飛行にも対応します。回転翼機と固定翼機の組み合わせにより開発されたV-22は、従来のヘリコプターと比べて2倍のスピード、3倍のペイロード、3~5倍の航続範囲を飛行できるため、他の機材では不可能な任務の遂行を可能にします。

V-22は、24名の兵隊、または貨物(内部搭載最大20,000ポンドまたは外部搭載15,000ポンド)を搭載し、ヘリコプターの2倍の速度で航行することが可能です。また、両エンジン間の相互操作性もあることから、片方のエンジンが作動を停止した場合でも、一方のエンジンでローターを作動出来るように設計されています。また、ローターは折りたたみ可能で、ウイングも回転できることから格納も容易です。V-22は、世界中のあらゆる地域において迅速な展開が可能な唯一の垂直離着陸機です。

運用部隊:Customers
米海兵隊は、戦闘および戦闘支援任務用に360機のMV-22を、また米空軍特殊作戦部隊は、長距離特殊任務用に地形追随・低空・高速飛行CV-22を50機の調達を検討しています。

オスプレイは現在、米海兵隊の10部隊、および米空軍特殊作戦部隊の2部隊で165機以上が運用されています。同部隊は、2007年以降、実戦、人道的支援や特殊任務で16回の作戦に導入されており、2013年1月段階での累計飛行時間は170,000時間が記録されています。

固定翼、回転翼を問わず、軍用機の運用には安全性、生存性、作戦遂行の効率性の高さが必須です。米海軍の安全管理センターのデータによると、MV-22の事故率は、過去10年間における米海兵隊の運用ヘリコプターの中で最低の数字を記録しています。また、米海軍の過去2年間のデータでも、オスプレイの1座席につき1マイルあたりの運航コスト(1名を1マイル輸送するコスト)が他の米海軍輸送ヘリコプターの中で最低であることを示しています。

機体仕様
乗員 : MV-22/2名、CV-22/3名+24名
全幅 :  ローター回転時/25.78m
格納時/5.61m
全長 :  胴体部/17.48m
格納時/19.2m
全高 : 5.46m
             ナセル垂直時/6.73m
最大離陸重量:垂直離陸時/23,859kg(52,600ポンド)
最高巡航速度:時速443km
航続距離:600海里(兵士24名搭乗時)
エンジン:ロールスロイス製AE1107C/2基
ローター直径:11.6m