KC-46ペガサス

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2018年9月4日
ボーイング空中給油機KC-46、FAAから追加型式設計の承認を取得

エバレット発 ボーイングの空中給油機KC-46は、米国連邦航空局(FAA)より追加型式設計の承認(Supplemental Type Certificate)を取得いたしました。これにより、FAAからKC-46機への追加型式設計の承認は取得完了し、同機の給油およびミッション電子機器システムが、FAAの要求条件のすべてを満たしていることが承認されました。

追加型式設計の承認を取得するため、ボーイングは2015年より様々な地上および飛行試験を行ってきました。要求飛行試験のひとつとして、KC-46機のブームおよびドローグの空中給油システムがFAAの承認基準を満たしていることも確認いたしました。

ボーイングKC-46Aバイス・プレジデント兼プログラム・マネージャーのマイク ギボンズは、次のように述べています。「すべての要求条件の試験を行う中で、米空軍とボーイングのチームは、非常に良く業務を遂行しました。私たちはFAAからの協力にも感謝いたします」

「この度の追加型式設計の承認は、重要な意味を持っています。なぜなら、このマイルストーンは、最初のKC-46機を米空軍に引き渡すための、最後の大きな関門の一つであるからです」

追加型式設計の承認は、二つあるFAAの耐空証明のうちの一つです。ボーイングは、2017年12 月にFAAより767-2Cに対する型式設計変更(Amended Type Certificate)を取得しています。これらの耐空証明は、KC-46機のほぼすべてを承認していますが、軍用機能および装備品においてすべてがFAAによって認められるわけではありません。

今後数カ月の間に、米空軍がKC-46機に対し軍用型式証明を出す必要があります。軍用型式証明取得のために、ボーイングは7月上旬に空中給油、自己防御、そのほかの軍用システムの飛行試験を実施しました。

これまでに6機の航空機で、追加型式設計の承認と軍用型式証明取得のための飛行試験を行い、総飛行時間は3,500時間を超えました。飛行試験では、KC-46からF-16、F/A-18、AV-8B、C-17、A-10、KC-10、KC-135そしてKC-46に対し、300万ポンド(約136万キログラム)の燃料を給油しました。

KC-46はボーイングの民間航空機767型機を開発母機とし、ワシントン州エバレット工場で製造されています。ボーイングは現在、米空軍向けに製造する予定の179機のうち、最初の34機を受注しています。

KC-46はマルチロールの空中給油機で、国際的な空中給油の手順に準拠したすべての同盟国軍用機に給油できるほか、人員、貨物、患者を輸送することもできます。

KC-46は、ブーム方式とホース・アンド・ドローグ方式に対応します。給油のみならず、自らのオペレーションをより継続させるため、燃料を受油することも可能です。ブーム方式では、最大、毎分1,200ガロン(約4,500リットル)もの燃料給油が可能となります。機体の主翼と胴体に位置するホース・アンド・ドローグ方式では、小型機への給油も可能となり、最大、毎分400ガロン(約1,500リットル)の燃料給油ができます。

詳しくは下記プレスリリース(英語)をご覧ください。
Boeing KC-46 Tanker Program Completes FAA Certification

 

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