T-X次期練習機

米空軍向けの先進パイロット訓練システム、実機を準備して選定過程に


ボーイングのT-X次期練習機は米空軍仕様の先進パイロット訓練システムです。練習機と地上訓練システム、サポートが含まれ、米空軍向けのトータル(パイロット訓練)システムとして新たに設計されました。

訓練システム全体の要となる練習機は、シングルエンジン、ツインテール、スタジアムシーティング(後席を前席よりやや高い位置に配置)、訓練用機器が組み込まれた先進コックピットが特長です。T-X次期練習機は試作機ではなく量産機であり、すでに2機が完成し、引き続き生産する体制が整っています。本システムには最新型の地上訓練システムが含まれ、維持管理のしやすい設計により長期サポートを可能にします。

初号機は2016年12月20日に、2号機は2017年4月24日に初飛行を完了しています。

T-X次期練習機は現行のT-38練習機の後継となります。現在は米空軍による選定過程にあり、 2017年内に決定、2024年に運用開始の予定です。初回調達は350機、地上訓練システムとサポートも含め最高160億ドル相当の契約になります。

ボーイングは自らの資源を投資して常識を打ち破り、すべての要件を満たしながらテクノロジーや任務、訓練の必要性の変化に伴って進化できる、まったく新しい柔軟な設計を米空軍に提供しようとしています。また、最新テクノロジーやツール、製造技術を活かして、従来機より価格を抑え、柔軟性の拡大を実現しています。

ボーイングのT-X次期練習機はすでに形となって準備されています。何世代にもわたって未来のパイロットを訓練する正しい選択になることでしょう。

操縦席からの360度動画
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