セントレアに「FLIGHT OF DREAMS」がオープン

  • FLIGHT OF DREAMS


    2018年10月12日、787ドリームライナー初号機(ZA001号機)をメイン展示とする複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」(フライト・オブ・ドリームズ)が、中部国際空港 セントレアにオープンしました。これだけ大きな航空機を屋内展示する商業施設は世界でも初めてのことです。航空をテーマにした体験型展示エリア「FLIGHT PARK」(フライトパーク)と、ボーイング創業の街、シアトルをテーマにした商業エリア「SEATTLE TERRACE」(シアトルテラス)から成り、その中心でZA001号機が圧倒的な迫力を放ちます。

    ZA001号機はボーイングがセントレアに寄贈したものです。2009年12月15日の初フライトから約5年半後の2015年6月22日、シアトルからセントレアに到着しました。787型機は機体の35%が中部地域で製造され、大型貨物機のドリームリフターで米国にある最終組立工場に輸送されています。まさに故郷とも呼べるセントレアに最後のフライトで里帰りしたZA001号機は、2017年12月17日に建屋内に運び込まれ、2018年2月27日にはジャッキアップ作業が行われました。

    セントレアが建設中の新ターミナルビルに隣接するこの新しい施設は、地上4階建て、高さ24メートル、延床面積は1万1,000平方メートルにもなります。「FLIGHT PARK」のスポンサーにはANAやJAL、新明和、SUBARU、東レも参加し、日本の空の未来につながっていく夢あふれる空間が広がります。ドリームライナーゆかりの地で、これからの担い手である子供たちが航空について学び、夢を見られるような場所になってほしいとの願いを込めて、日本の航空産業を支える重要なプレーヤーが力を合わせて実現しているのです。

    その主役は何といってもZA001号機です。機体と館内空間をダイナミックに使用する映像と音のショー「フライ ウィズ 787ドリームライナー」では、ドリームライナーと一緒に飛んでいるかのような一体感を味わえます。機内ではコックピットが再現され、飛行中の操縦室に乗り込んだかのようです。機体の外にはシミュレーターもあり、ドリームライナーの操縦を疑似体験できます。エバレット工場の組立ラインを模した「ボーイングファクトリー」では、日々進化する製造工程に驚かれるかもしれません。ZA001号機の機体は、360度ぐるっと周囲を歩いて、下から、上から、横から、じっくり見ることができます。こんなにも至近距離でドリームライナーの魅力を満喫できるのは世界でも「FLIGHT OF DREAMS」だけです。

    子供たちは紙ヒコーキを飛ばし、自ら描いた航空機を仮想空間で操縦して、航空機が飛ぶ仕組みを楽しみながら学ぶことができます。シアトル航空博物館が実施しているSTEM教育プログラムを体験できるワークショップも開催されます。 Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(エンジニアリング)、Mathematics(数学)という航空について学ぶ上で重要な分野を、工作や実験を通して楽しく学べるプログラムです。STEMプログラムはボーイングも世界中で展開し、日本では2015年から毎年、小学生を対象に実施しています。

    シアトルを中心とした米国西海岸の雰囲気を体感できるフード&ショッピングエリア「SEATTLE TERRACE」では、日本初出店のブランドや日本初お目見えの商品も登場し、日本にいながらシアトルの雰囲気に包まれます。さらに、ボーイングストアも米国外で初めてオープンしました。

    このように、787ドリームライナーを中心とした施設が日本で開業したことはボーイングの誇りです。60年以上にわたるボーイングと日本企業のパートナーシップの証しであり、その強固で緊密な関係が未来へと続くことを示しています。

    展示エリアへの入場は有料です。詳細は「FLIGHT OF DREAMS」のウェブサイトをご確認ください。

    (2018年10月12日)