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ボーイング、国際宇宙ステーションへの最後のハードウェアを準備

2010年2月5日ケネディ宇宙センター発 ボーイングは、スペースシャトルのエンデバー ミッションで国際宇宙ステーション(ISS)に輸送される、ISSで生活居住用新モジュールであるトランキリティのエンジニアリングとプロセッシングサービスを提供しています。このトランキリティを搭載するエンデバーは、STS-130ミッションとして、2月7日にケネディ宇宙センターより打ち上げられる予定です。

以前は『Node 3』と称されていたトランキリティは、ISSの備える生命維持システムや室内コントロールシステムをさらに拡張するもので、イタリアのタレス・アレニア・スペース(TASI:Thales Alenia Space Italy)での製造後、NASAにデリバリーされていました。ボーイングは、そのモジュールのスペースシャトルへの搭載に向けた最終工程を受け持ちました。

ボーイングでは、これまでアラバマ州のハンツビル施設において、窓、ハッチ、ISSモジュール間の結合機構、アンモニアホース、換気装置、熱冷却バルブなど、数多くのモジュール用部材を製造しています。また、それ以外にも、TASIがイタリアのトリノでモジュールを組立、テストを実施している間、様々なエンジニアリングやテストをサポートしています。

ボーイングの点検・組立・ペイロードプロセスサービス(CAPPS:Checkout, Assembly, and Payload Processing Services contract)担当チームは、欧州宇宙機関、TASI、ボーイングの他部門と共に、9月にケネディ宇宙センターに実施されたトランキリティと7つの窓を持つ観測用モジュール(キューポラ)との結合を行っています。

CAPPSのブレット マカフィは、「サイズや重量、また、それぞれの結合部分が独特であることからも、この2つのハードウェアを結合することは複雑な作業でした。我々は、『Node 1』で実施したように、それぞれを支える既存構造を調整し直しました。また、我々のデザインチームは、新しいハードウェアと既存の構造を結合してキューポラを支え、トランキリティと一体で操作できるシステムの開発もしました」と述べました。

ボーイングは、NASAのISSプログラムの主契約社で、米国主要エレメントの設計・製造の他、海外パートナー製のコンポーネントを含む全新規ハードウェア、およびソフトウエアのインテグレーションや、ISSへの継続的なエンジニアリング業務を担当しています。

ボーイングが締結している点検・組立・ペイロードプロセスサービス契約(Checkout, Assembly, and Payload Processing Services contract)のもとで提供するサービスおよびサポート事業には、ペイロード(搭載実験観測機器)プランニングや関連地上システムのメンテナンス、スペースシャトルとのペイロード統合、発射支援、スペースシャトルの着地後のペイロード活動を含みます。

ボーイングのBDS部門は世界最大級の防衛宇宙安全保障を専門とする企業で、革新的で能力重視のソリューションを顧客に提供し、多用途の軍用機メーカー大手です。セントルイスを本社とするBDS部門は世界中に6万8千人の従業員を擁し、年間340億ドルを売り上げています。