プレスリリース

  • ボーイング、2022年第1四半期の業績を発表

    シカゴ発,  2022年4月27日 - 

    • 737MAXの製造と納入は引き続き増加。米国連邦航空局(FAA)に787型機の認証計画を提出。
    • 777-8型貨物機をローンチ。777-9型機の初号機納入は2025年を予定。
    • 営業キャッシュフローはマイナス32億ドル。2022年は黒字転換となる見込み。
    • 売上高は140億ドル、GAAP での1株当たりの損失は2ドル6セント、1株当たりの中核損失(non-GAAP)*は2ドル75セント。
    • 受注残は金額ベースで3,710億ドル。民間航空機の受注残は約4,200機。

    表:決算サマリー(単位100万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)

    第1四半期
    2022年 2021年 前年
    同期比
    売上高 $13,991 $15,217 (8)%
    GAAP
    営業損益 ($1,169) ($83) NM
    営業利益率(損失) (8.4%) (0.5%) NM
    純損益 ($1,242) ($561) NM
    1株当たり利益(損失) ($2.06) ($0.92) NM
    営業キャッシュフロー(マイナス) ($3,216) ($3,387) NM
    Non-GAAP*
    中核営業利益(損失) ($1,452) ($353) NM
    中核営業利益率(損失) (10.4%) (2.3%) NM
    1株当たり中核利益(損失) ($2.75) ($1.53) NM

     

    * Non-GAAPによる算出。ボーイングでは、米国で一般に認められた会計原則(GAAP)に基づき作成された財務報告を補完するものとして特定のnon-GAAP財務情報を提供しています。提供されるnon-GAAP財務情報には、現行の営業活動による財務結果を示すものではない、もしくはそれらと関係がないと思われる特定の主要項目は含まれません。詳しくは下記プレスリリース(英語)をご覧ください。

    https://boeing.mediaroom.com/2022-04-27-Boeing-Reports-First-Quarter-Results
    ※ NM = Not Meaningful(非適用)

    ボーイングは本日、2022年第1四半期の業績を発表しました。民間航空機のサービス事業の増加が見られたものの、防衛関連の需要減及び追加コストが圧迫要因となり売上高は前年同期比8%減の140億ドルとなりました。

    1株当たりの損失(GAAP)は2ドル6セント、1株当たり中核損失(non-GAAP)*は2ドル75セントとなり、ロシアのウクライナ侵攻に関連する費用として2億1,200万ドルを計上します。営業キャッシュフローはマイナス32億ドルでした。

    現金および有価証券への投資額は、当四半期期首の162億ドルから123億ドルに減少。融資枠として147億ドルを確保しておりますが、引き出しは行われておりません。

    受注残高は、第1四半期末時点で、3,710億ドルでした。

    主要ビジネス部門ハイライト

    民間航空機部門

    • 民間航空機部門の第1四半期の売上高は42億ドル。737MAXの納入増が寄与するものの、ワイドボディー機の納入減により相殺。
    • 営業損失率は20.6%。製造関連の追加コスト、ロシアのウクライナ侵攻による影響及び研究開発費用の増加が主要因。
    • 2020年末に運航再開が承認された737MAXの累計飛行時間は100万時間を越え、第2四半期には生産レートを月産31機に引き上げる予定。
    • 787型機においては、米国連邦航空局(FAA)に認証計画を提出。現在同機の納入停止のため低レート生産体制を維持。しかし、納入再開後は生産レートを月産5機に戻す予定。同機の製造関連費用として20億ドルを計上見込み。その内、3億1,200万ドルを当四半期に計上済み。
    • 777Xにおいては、777-8型貨物機をローンチし、初号機はカタール航空へ納入予定。777-9型機の初号機納入は2025年となり、同機の製造は2023年まで一時停止とする。これにより約15億ドルの追加コストが発生する見込み。
    • 当四半期は、95機の民間航空機を納入し、受注残は約4,200機、金額ベースで2,910億ドル。

    防衛・宇宙・セキュリティ部門

    • 防衛・宇宙・セキュリティ部門の第1四半期の売上高は55億ドル。
    • 営業損失率は16.9%となり、大統領専用機に関連するコストとして6億6,000万ドルを、T-7Aレッドホーク練習機に関連するコストとして3億6,700万ドルをそれぞれ計上。
    • 当四半期は、米陸軍特殊作戦部隊よりMH-47GブロックⅡチヌークヘリコプター6機の受注を獲得。T-7Aレッドホーク練習機は400回目の飛行試験を完了し、ニュージーランド空軍のP-8A初号機の生産を開始。
    • 受注残高は600億ドル。そのうち33%が米国外顧客からの受注。

    グローバル・サービス部門

    • グローバル・サービス部門の第1四半期の売上高は前年同期比15%増の43億ドル。営業利益率も14.6%に上昇。民間航空機のサービス契約数の増加を反映。
    • 当四半期は、エティハド航空より787型機の燃費効率を高めるデジタル・ソリューションの契約を獲得。米空軍よりKC-135の水平尾翼に関わる受注を獲得。そのほか、エア・トランスポート・サービス・グループより767型旅客機を貨物機へ改造する受注を獲得。