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ボーイング社の日本での歩み

1953年
日本でボーイング社の事務所開設、日本における初の拠点となる

1956年
三菱重工が当時ノースアメリカン・アビエイション社(現ボーイング社)製F- 86 セイバージェット戦闘機のライセンス生産開始、これまでに300機以上を生産
日本航空がDC-8型機を初めて発注、1960年に就航

1958年
海上自衛隊がR4D- 6Q 機上作業練習機を導入

1959年
バートル社と川崎航空機工業(現:川崎重工)との間でライセンス・アグリーメント締結。その半年後にボーイング社がバートル社を買収し、ボーイング・ヘリコプター部門の基礎が完成

1962年
陸上自衛隊がナイキJ地対空ミサイルの採用を決定

1964年
日本航空とANAがボーイング社製航空機として初めて727型機を発注。同年にANAが就航、翌年日本航空が就航

1965年
川崎重工がボーイング・バートル107型輸送・救難ヘリコプターのライセンス生産開始、これまでに約160機を生産

1966年
三菱重工がF- 4 ファントム戦闘機のライセンス生産開始、これまでに138機を生産
日本航空が初めて747型機3機を発注、これまでの747型機の合計発注機数は108機

1968年
ANAが737型機を初めて発注、1969年就航

1969年
川崎重工がOH- 6 J 観測・練習用ヘリコプターのライセンス生産開始、これまでに397機を生産。1972~1998年にかけて陸上自衛隊に納入

1970年
日本航空が747型機を就航

1973年
東亜国内航空(現:日本航空)がDC-9型機を初めて発注し、就航。日本航空がDC-10型機を初めて発注、1976年就航

1974年
対外有償軍事援助契約に基づいて発注されたRF- 4E 偵察機の納入開始、計14機を納入

1976年
防衛庁がF-15J/DJ 戦闘機の採用を決定。1981年に三菱重工がライセンス生産開始、213機を生産

1978年
東亜国内航空(現:日本航空)がMD- 80型機を初めて発注、1981年就航

1979年
ANAが747型機第1号機を就航
海上自衛隊がハープーン対艦ミサイルの導入開始
ANAが767型機を初めて発注、1983年就航

1983年
日本航空が767型機を初めて発注、1985年就航

1984年
川崎重工がCH- 47 チヌークヘリコプターのライセンス生産開始、90機以上を生産し、現在も生産中

1987年
日本の閣議で747- 400型政府専用機2機の導入を決定、1991年から運用開始、整備は日本航空が担当

1990年
日本航空がMD-11型機を初めて発注、1993年就航。日本エアシステム(現:日本航空)が初めてMD-90型機を発注、1996年就航。ANAが777型機を初めて発注、1995年就航

1992年
日本航空が777型機を初めて発注、1996年就航

1993年
防衛庁がE-767 空中早期警戒管制機の4機導入を決定、整備は川崎重工が担当し東芝が支援

1998年
E-767 空中早期警戒管制機の初号機および2号機を航空自衛隊に納入

1999年
E-767 空中早期警戒管制機の3号機および4号機を航空自衛隊に納入

2001年
富士重工がAH- 64D アパッチ・ロングボウ戦闘ヘリコプターのライセンス生産開始、10機を生産し現在も生産中

2003年
航空自衛隊がKC-767 空中給油・輸送機4機の調達を決定

2004年
ANAが50機の787 ドリームライナーをローンチオーダー
日本航空が787 ドリームライナー35機を発注
日本航空が初めて737型機を発注、2007年就航

2005年
日本貨物航空(NCA)がカーゴルックスとともに、747- 8型貨物機をローンチオーダー

2006年
富士重工がAH- 64D アパッチ・ロングボウ戦闘ヘリコプターの初号機を陸上自衛隊に納入

2007年
航空自衛隊へのJDAMの納入開始

2008年
KC-767 空中給油・輸送機の初号機および2号機を航空自衛隊に納入、整備は川崎重工が担当

2009年
KC-767 空中給油・輸送機の3号機を航空自衛隊に納入、初期作戦能力(IOC)を獲得して運用開始。航空自衛隊に遠隔空中給油操作ステーション(RARO)用シミュレーターを納入
日本航空がアジア初のバイオ燃料を使用したデモ・フライトを実施

2010年
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と晴天時における乱気流検知システムに関する共同研究契約を締結
東京大学と共同研究に関する覚書に調印
IHIと燃料電池テクノロジーの共同研究を開始
KC-767 空中給油・輸送機の4号機を航空自衛隊に納入

2011年
富士重工がAH- 64D アパッチ・ロングボウ戦闘ヘリコプターの10号機を陸上自衛隊に納入
E-767 空中早期警戒管制機レーダーの近代化開始
株式会社フジクラと燃料電池テクノロジーの共同研究を開始
ANAへ世界で初めて787 ドリームライナーを納入、就航
スカイマークとソラシドエアがスカイインテリアを採用した737型機を日本の航空会社として初めて受領

2012年
日本航空へ787 ドリームライナーを納入、世界で2社め、就航
ANAが787型機の納入フライトでバイオ燃料を使用
ボーイング社とパートナー企業の三菱重工、川崎重工、富士重工、東京大学生産技術研究所が、製造技術に関する共同研究を開始
日本貨物航空(NCA)へ日本初となる747- 8型貨物機を納入、納入フライトではバイオ燃料を使用
IHIの再生型燃料電池の実証試験を737型機のフライトテスト用機体(エコデモンストレーター)で実施

2013年
三菱重工、ボーイング、インシツ(ボーイング子会社)、双日が陸上自衛隊にスキャンイーグル2機を納入
ボーイングとパートナー企業が製造イノベーションに関するコンソーシアムを設立

2014年
中部国際空港でドリームリフター・オペレーションズ・センターの本稼動開始(米国外では初)
ANAが777Xファミリーの初期顧客に
日本トランスオーシャン航空が次世代737型機を737-400型機の後継機に選定(12機)
三菱重工、川崎重工、富士重工、新明和工業、日本飛行機が777Xプログラムへの参画を決定
ボーイング787-9型機、ANA向け初号機をデリバリー
日本政府、新たな政府専用機としてボーイング777-300ER型機を導入すると発表
SMBC Aviation Capitalより737 MAX 80機を受注
東レとの素材調達契約を777Xにも拡大
日本航空などと共同で787型エコデモンストレーターのテストを開始


※マクドネル・ダグラスは1997年にボーイングが合併吸収。それ以来、ボーイングが機材を保持・整備しているため年表に加えました。

※富士重工業株式会社は2017年4月1日より株式会社SUBARUに社名を変更しました。