プレスリリース

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ボーイング、2022年第4四半期の業績を発表

アーリントン発 ,  2023年1月25日 - 

2022年第4四半期

  • 営業キャッシュフローは35億ドル、フリーキャッシュフロー(non-GAAP)*は31億ドル、流動資産(現金および有価証券)は172億ドル
  • 737-7型機と737-10型機の型式証明取得への取り組みを継続
  • 民間航空機は152機を納入、376機を純受注

2022年通期

  • 営業キャッシュフローは35億ドル、フリーキャッシュフロー(non-GAAP)*は23億ドル
  • 民間航空機は480機を納入、808機を純受注
  • 受注残は民間航空機4,500機超を含め、4,040億ドルに拡大

2023年見通し

  • 営業キャッシュフローは45億ドル~65億ドル、フリーキャッシュフロー(non-GAAP)*は30億ドル~50億ドルとする予測を再確認

表:決算サマリー(単位100万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)

 

 

第4四半期

通期

2022年

2021年

前年

同期比

2022年

2021年

前年

同期比

売上高

$19,980

$14,793

35%

$66,608

$62,286

(7)%

GAAP

営業損失

($353)

($4,171)

NM

($3,547)

($2,902)

NM

営業利益(損失)率

(1.8)%

(28.2)%

NM

(5.3)%

(4.7)%

NM

純損失

($663)

($4,164)

NM

($5,053)

($4,290)

NM

1株当たり損失

($1.06)

($7.02)

NM

($8.30)

($7.15)

NM

営業キャッシュフロー

$3,457

$716

383%

$3,512

($3,416)

NM

Non-GAAP*

中核営業損失

($650)

($4,536)

NM

($4,690)

($4,075)

NM

中核営業利益(損失)率

(3.3)%

(30.7)%

NM

(7.0)%

(6.5) %

NM

1株当たり中核損失

($1.75)

($7.69)

NM

($11.06)

($9.44)

NM

* Non-GAAP による算出。ボーイングでは、米国で一般に認められた会計原則(GAAP) に基づき作成された財務報告を補完するものとして特定のnon-GAAP財務情報を提供してい ます。提供されるnon-GAAP財務情報には、現行の営業活動による財務結果を示すものでは ない、もしくはそれらと関係がないと思われる特定の主要項目は含まれません。詳しくは 下記プレスリリース(英語)をご覧ください。

Boeing Reports Fourth-Quarter Results

※ NM = Not Meaningful(非適用)

2023年1月25日 アーリントン発 ボーイングは本日、2022年第4四半期の業績を発表し ました。当四半期の売上高は200億ドル、1株当たりの利益(GAAP)はマイナス1.06ド ル、1株当たり中核利益(non-GAAP)*はマイナス1.75ドルでした(表)。また、民間航空 機の納入数増加と業績の向上を反映して、営業キャッシュフローは35億ドル、フリー キャッシュフロー(non-GAAP)*は31億ドルでした。

現金および有価証券への投資額は、主に営業活動からの現金が牽引役となり、当四半 期期首の143億ドルから172億ドルに増加しました。未引出しの融資枠として120億ドルを 確保しています。

受注残高は、第4四半期末時点で4,040億ドルでした。

主要ビジネス部門ハイライト

民間航空機部門

  • 民間航空機部門の第4四半期の売上高は92億ドル。737型機と787型機の納入 数増加が牽引するも、顧客の787型機購入への検討が一部を相殺。追加コストや研究 開発費などの期間費用を反映して、営業利益率はマイナス6.8%
  • 737型機プログラムは月産31機で生産を安定させ、2025〜26年に月産50機前 後にまで引き上げる計画。787型機プログラムは低レート生産を継続し、2023年末に 月産5機、2025〜26年に月産10機にまで引き上げる計画
  • 当四半期中、ユナイテッド航空からの100機の737 MAXと100機の787型機を含 む、376機の純受注を獲得
  • 当四半期には152機の民間航空機を納入。受注残は4,500機超、金額ベースで 3,300億ドル

防衛・宇宙・セキュリティ部門

  • 防衛・宇宙・セキュリティ部門の第4四半期の売上高は62億ドル、営業利益 率は1.8%。労働力の不安定性とサプライチェーンの混乱からの影響が継続している ことを反映
  • 防衛・宇宙・セキュリティ部門は航空機45機と衛星3基を納入。この中で、 ニュージーランド向けのP-8Aポセイドンを初納入。また、当四半期中、月探査計画 「アルテミス」の最初のミッション「アルテミス1」でボーイングが製造したスペー ス・ローンチ・システム(SLS)の打ち上げを実施、T-7Aプログラムはエンジン試験 を完了
  • 当四半期には、日本から2機の空中給油機KC-46A、エジプト空軍から12機の CH-47Fチヌークヘリコプターの契約を獲得
  • 防衛・宇宙・セキュリティ部門全体の第4四半期の受注残高は540億ドル、そ のうち28%が米国外顧客からの受注

グローバル・サービス部門

  • グローバル・サービス部門の第4四半期の売上高は46億ドル、営業利益率は 13.9%。民間航空機のサービス契約数の増加を政府向けサービスの契約数減少が一部 相殺したことを反映
  • 当四半期中、米空軍向けF-15兵站支援に関する契約を確定、6,000超の顧客 に化学品と特殊材料を提供するドイツ流通センターを開設

 

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この件に関するお問合せ先

ボーイング ジャパン広報
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FAX: 03-5223-1900