※当リリースは、米国時間2026 年 1月 27日に発表されたプレスリリースの抄訳です。
全文および注釈等は英語オリジナル書面を参照ください。
アーリントン発、2026年1月27日
2025年第4四半期
- スピリット・エアロシステムズの買収を12月に完了し、安全、品質、生産安定性へのコミットメントを明確に提示
- 売上高は239億ドルに増加、主に民間航空機160機の納入を反映
- 業績にはDigital Aviation Solutionsの一部事業売却完了に伴う売却益96億ドルを反映
- 営業キャッシュフローは13億ドル、フリーキャッシュフローは4億ドル(non-GAAP)*
2025年通期
- 売上高は895億ドル、民間航空機の納入機数は600機で、いずれも2018年以来最多
- 受注残高は6,820億ドルに増加、民間航空機の受注残は6,100機超
表:決算サマリー(単位100万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)
|
第4四半期 |
通期 |
||||
2025年 |
2024年 |
前年 同期比 |
2025年 |
2024年 |
前年 同期比 |
|
売上高 |
$23,948 |
$15,242 |
57% |
$89,463 |
$66,517 |
34% |
GAAP |
||||||
営業利益(損失) |
$8,777 |
($3,770) |
NM |
$4,281 |
($10,707) |
NM |
営業利益(損失)率 |
36.7% |
(24.7)% |
NM |
4.8% |
(16.1)% |
NM |
純利益(損失) |
$8,220 |
($3,861) |
NM |
$2,238 |
($11,829) |
NM |
希薄化後1株当たり利益(損失) |
$10.23 |
($5.46) |
NM |
$2.48 |
($18.36) |
NM |
営業キャッシュフロー |
$1,331 |
($3,450) |
NM |
$1,065 |
($12,080) |
NM |
Non-GAAP* |
||||||
中核営業利益(損失) |
$8,519 |
($4,042) |
NM |
$3,236 |
($11,811) |
NM |
中核営業利益(損失)率 |
35.6% |
(26.5)% |
NM |
3.6% |
(17.8)% |
NM |
1株当たり中核利益(損失) |
$9.92 |
($5.90) |
NM |
$1.19 |
($20.38) |
NM |
* Non-GAAPによる算出。ボーイングでは、米国で一般に認められた会計原則(GAAP)に基づき作成された財務報告を補完するものとして特定のnon-GAAP財務情報を提供しています。提供されるnon-GAAP財務情報には、現行の営業活動による財務結果を示すものではない、もしくはそれらと関係がないと思われる特定の主要項目は含まれません。
※ NM = Not Meaningful(非適用)
ボーイングは本日、2025年第4四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は239億ドルで、業績の改善と民間航空機部門での売上高増加を反映しました。1株当たりの利益(GAAP)は10.23ドル、1株当たりの中核利益(non-GAAP)*は9.92ドルで、主にDigital Aviation Solutionsの一部事業売却完了に伴う売却益96億ドルが反映されたことにより1株当たり利益が11.83ドル押し上げられました。営業キャッシュフローは13億ドル、フリーキャッシュフローは4億ドル(non-GAAP)*でした。受注残高は過去最高の6,820億ドルに達し、主に2025年中の民間航空機1,173機の純受注を反映して、3事業部門すべてが記録的な水準となりました。
ボーイング社長兼CEOのケリー・オルトバーグは、「2025年は回復への取り組みで大きく前進し、新しい年にその勢いを持続させるための基盤作りができました。Spirit AeroSystems(スピリット・エアロシステムズ)の買収とDigital Aviation Solutionsの一部事業の売却を完了し、今後も安定した事業運営の推進、開発プログラムの完了、ステークホルダーとの信頼関係の再構築、そしてボーイングを本来の象徴的な姿へと完全復活させることに注力してまいります」と語っています。
当四半期中の営業キャッシュフローは、民間航空機の納入数増加と運転資本回転期間を反映し、13億ドルでした。有形固定資産(建物、設備、機械)の取得は、主にチャールストンとセントルイスの施設への投資拡大を反映しています。
現金および時価性のある有価証券への投資額は合計294億ドルで、当四半期首の230億ドルから増加しました。これは、主にDigital Aviation Solutionsの一部事業売却完了に伴う売却額106億ドル、および当四半期中のフリーキャッシュフローが牽引役となったもので、一部、Spirit AeroSystemsの買収に伴う債務返済によって相殺されました。負債額は、当四半期首の534億ドルから541億ドルに増加しており、主にSpirit AeroSystemsの買収を反映したものです。融資枠として100億ドルを確保していますが、引き出しは行われていません。
主要ビジネス部門ハイライト
民間航空機部門
- 民間航空機部門の第4四半期の売上高は114億ドル、営業マージンはマイナス5.6%(営業損失率)で、主に納入数増加と業績の改善を反映しており、業績にはSpirit AeroSystemsの買収に伴う影響を含む。
- 737型機プログラムは当四半期中、月産レートを42機に引き上げ。米連邦航空局(FAA)から737-10型機の認証飛行試験の最終段階開始に対する承認を獲得。787型機プログラムは月産8機への移行を開始し、安定化へ引き続き注力。777Xプログラムは当四半期中、777-9型機の認証飛行試験の型式検査承認(TIA)第3段階を開始し、初号機納入予定は2027年を維持。
- 当四半期には336機の純受注を獲得。アラスカ航空からの105機の737-10型機と5機の787-9型機、エミレーツ航空からの65機の777-9型機を含む。160機を納入し、受注残は6,100機超、金額ベースで5,670億ドル。
防衛・宇宙・セキュリティ部門
- 防衛・宇宙・セキュリティ部門の第4四半期の売上高は74億ドル、営業マージンはマイナス6.8%(営業損失率)で、操業面での安定性と納入数増加を反映。業績にはKC-46Aプログラムの損失6億ドルも含み、主に生産支援とサプライチェーンの費用の上振れが要因。
- 当四半期には、米空軍から15機の空中給油・輸送機KC-46A、米陸軍から96機のAH-64Eアパッチ・ヘリコプターの受注を獲得。また、米空軍向けT-7Aレッドホーク初号機をランドルフ空軍基地に納入。
- 防衛・宇宙・セキュリティ部門全体の受注残高は過去最高の850億ドルに増加、そのうち26%が米国外の顧客からの受注。
グローバル・サービス部門
- グローバル・サービス部門の第4四半期の売上高は52億ドル、政府機関向けサービスの増加が牽引。営業利益率は202.4%、主にDigital Aviation Solutionsの一部事業の売却完了に伴う売却益96億ドルを反映。
- 年間受注額は過去最高の280億ドル、当四半期中の米空軍からのC-17フライトデッキ交換契約を含む。期末の受注残高は過去最高の300億ドル。