※当リリースは、米国時間2026 年 4月 22日に発表されたプレスリリースの抄訳です。
全文および注釈等は英語オリジナル書面を参照ください。
アーリントン発、2026年4月22日
- 売上高は222億ドルに増加、主に民間航空機143機の納入を反映
- 1株当たりの損失(GAAP)は0.11ドル、1株当たりの中核損失(non-GAAP)*は0.20ドル
- 営業キャッシュフローはマイナス2億ドル、フリーキャッシュフロー(non-GAAP)*はマイナス15億ドル
- 受注残高は過去最高の6,950億ドルに増加、民間航空機の受注残は6,100機超
表:決算サマリー(単位100万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)
|
第1四半期 |
||
2026年 |
2025年 |
前年 同期比 |
|
売上高 |
$22,217 |
$19,496 |
14% |
GAAP |
|||
営業利益 |
$448 |
$461 |
(3)% |
営業利益率 |
2.0% |
2.4% |
(0.4)Pts |
純利益(損失) |
($7) |
($31) |
NM |
希薄化後1株当たり利益(損失) |
($0.11) |
($0.16) |
NM |
営業キャッシュフロー |
($179) |
($1,616) |
NM |
Non-GAAP* |
|||
中核営業利益 |
$293 |
$199 |
47% |
中核営業利益率 |
1.3% |
1.0% |
0.3Pts |
1株当たり中核利益(損失) |
($0.20) |
($0.49) |
NM |
* Non-GAAPによる算出。ボーイングでは、米国で一般に認められた会計原則(GAAP)に基づき作成された財務報告を補完するものとして特定のnon-GAAP財務情報を提供しています。提供されるnon-GAAP財務情報には、現行の営業活動による財務結果を示すものではない、もしくはそれらと関係がないと思われる特定の主要項目は含まれません。
※ NM = Not Meaningful(非適用)
ボーイングは本日、2026年第1四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は222億ドル、1株当たりの損失(GAAP)は0.11ドル、1株当たりの中核損失(non-GAAP)*は0.20ドルでした。営業キャッシュフローはマイナス2億ドル、フリーキャッシュフロー(non-GAAP)*はマイナス15億ドルでした。主に民間航空機部門での売上高増加、業績の改善、受注のタイミングを反映しています。受注残高は過去最高の6,950億ドルに達し、3事業部門すべてが記録的な水準となりました。
ボーイング社長兼CEOのケリー・オルトバーグは、「年初に力強いスタートを切った機運を高め、事業全体で記録的な受注残を積み上げています。一方、アルテミスIIのような人を奮い立たせるミッションでもお客様をサポートしています。引き続き安全と品質に注力して、民間航空と防衛分野の高品質な製品とサービスを提供しながら、お客様との約束を果たし、業界をリードする象徴的なグローバル航空宇宙企業に立ち返るため、生産を拡大していきます」と語っています。
当四半期中の営業キャッシュフローは、民間航空機の納入数増加を反映し、マイナス2億ドルでした。有形固定資産(建物、設備、機械)の取得は、主にチャールストンとセントルイスの施設への投資拡大を反映しています。
現金および時価性のある有価証券への投資額は合計209億ドルでした。当四半期首の294億ドルと比較して、当四半期中の債務返済とフリーキャッシュフローの活用が反映されました。融資枠として100億ドルを確保していますが、引き出しは行われていません。
主要ビジネス部門ハイライト
民間航空機部門
- 民間航空機部門の第1四半期の売上高は92億ドル、営業マージンはマイナス6.1%(営業損失率)で、主に納入数増加を反映。
- 737型機プログラムは月産レートを42機で継続。当四半期中、737-10型機の型式検査承認(TIA)第2段階を開始し、認証飛行試験におけるこの最終段階で進展。737-7型機と737-10型機の型式証明取得は2026年の見込みで、初号機納入は2027年を予定。787型機プログラムは月産8機の安定化を継続。また、787-9型機と787-10型機について、お客様にとって価値を高める重要な性能となる最大離陸重量の引き上げを米連邦航空局(FAA)から承認取得。777Xプログラムは当四半期中、777-9型機の認証飛行試験における型式検査承認(TIA)第4a段階の開始を米連邦航空局(FAA)から承認されるなど、型式証明取得に向けて引き続き進展。初号機納入は2027年を予定。
- 当四半期には140機の純受注を獲得。アビエーション・キャピタル・グループからの25機の737-10型機と25機の737-8型機、デルタ航空からの30機の787-10型機、エア・インディアからの20機の737-8型機を含む。143機を納入し、受注残は6,100機超、金額ベースで5,760億ドル。
防衛・宇宙・セキュリティ部門
- 防衛・宇宙・セキュリティ部門の第1四半期の売上高は76億ドル、営業利益率は3.1%で、納入数増加と操業面での安定性を反映。
- 当四半期には、PAC-3シーカーの生産を拡大する7年間の枠組み合意に署名、ドイツ向けのMQ-28ゴーストバット提供でラインメタルとの戦略的パートナーシップを発表。4月には、ボーイング製コアステージを搭載したロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」によって打ち上げられたアルテミスIIが月周回のミッションを成功裏に完了。
- 防衛・宇宙・セキュリティ部門全体の受注残高は過去最高の860億ドルに増加、そのうち27%が米国外の顧客からの受注。
グローバル・サービス部門
- グローバル・サービス部門の第1四半期の売上高は、政府機関向けサービスの増加により54億ドル。営業利益率は18.1%、Digital Aviation Solutionsの一部事業売却に伴う影響を反映。
- 当四半期には、シンガポール航空グループからランディングギア(降着装置)交換プログラムに対する過去最大の契約を獲得。777-9型機向け訓練装置は、米連邦航空局(FAA)と欧州航空安全庁(EASA)から初期認定を獲得。期末の受注残高は過去最高の330億ドル。