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防衛・宇宙・セキュリティ部門

防衛およびグローバルセキュリティー

世界最大級の防衛企業である防衛・宇宙・セキュリティ部門は、海底から宇宙空間に至るまで、顧客のミッション要件を満たす製品と機能を提供します。多様な顧客基盤を有しており、強力なシステムソリューションのポートフォリオには、自律・無人システム、戦闘機および練習機、軍用回転翼機、空中給油・輸送機、宇宙探査および衛星技術などがあります。

私たちは、地球規模で統制・配備・攻撃を実現する、強靭で柔軟性に優れ、相互運用性の高いシステムの構築を通じ、国家の防衛・保護に備える人々を支援しています。お客様や同盟国、産業界と緊密に連携することで、ニーズを先取りして進化する適応性の高いシステムの創出に向け、先進技術、運用実績、ミッションで実証された統制力を組み合わせる取り組みを進めています。その結果、十分な態勢をもって展開し、果敢に行動し、現在、そして将来の何世代にもわたり自国を守るための防衛力を実現する、信頼性の高い持続的な優位性をもたらします。

空中給油機・輸送機

時と場所を選ばぬフォースマルチプライヤー~空中給油・部隊移動・要人輸送を担う~

移動や給油、要人保護、海や戦域を越えた戦力増強が求められる時、ボーイングの輸送機や給油機で任務が実現しています。

プログラムの一例:

KC-46ペガサス 最先端の多目的空中給油機

米空軍と米連邦航空局が定める、厳しい耐空性・性能要求を満たした機体です。ボーイングは、これらの明確かつ独特な要求に対応するため大型投資を行い、KC-46Aを世界最先端の多目的空中給油機として昇華させました。KC-46Aは、今後何世代にもわたり国防を担う隊員を支える最新技術を取り入れながら進化を続けていきます。

戦闘機・練習機

明日の航空優勢を獲得するために ~スピード・生存性・大ペイロードの打撃力を実現する戦闘機・練習機~

プログラムの一例:

T-7 未来の練習機

T-7Aレッドホークは米空軍向けに開発され、技術、任務、訓練ニーズの変化に合わせて進化する柔軟性を兼ね備えた、最新のパイロット訓練システムです。

先端的な協業体制をつなぐデジタルスレッドに沿って、デジタル技術を駆使した設計・製造・試験が行われたT-7Aは、低リスクで最先端のリアル(実地)・バーチャル(仮想)・コンストラクティブ(建設的)な訓練を可能にする第五世代パイロット訓練システムとして、訓練環境を何世代分も先取りし、戦闘機パイロットの訓練に革命をもたらします。

自律型・無人システム

展開範囲を拡大しつつ隊員のリスクを低減する、先進的で強靭な無人システム

プログラムの一例:

MQ-28ゴーストバット 最先端のエアパワーを支えるフォースマルチプライヤー

ボーイングMQ-28は、人と機械を連動させるスマート技術を駆使してフォースマルチプライヤーとなる無人の協調戦闘機です。既存の航空機との協働を目的に設計され、自律型飛行システムや技術を搭載しています。有人機資産へのリスクを低減しつつスピード、調達費用、配備機数の面でゲームチェンジャーとなる優位性をもたらします。

軍用回転翼機

あらゆる任務に即応する ~過酷な状況下で攻撃、輸送、人道支援、救助任務を担う信頼性の高い回転翼機~

プログラムの一例:

H-47チヌーク 支配的な大型輸送力で各種事態に即応する

H-47チヌークは、米陸軍のほか、米国外では日本を含む20カ国で採用される大型輸送ヘリコプターです。タンデム配置のローターを備え、貨物や部隊の輸送、捜索救難、被災者避難、特殊作戦、災害救助において卓越した能力を発揮します。特徴的な設計により、高い安定性と機動性、非整地における後部ランプへの良好なアクセス性を実現し、最高運用高度は2万フィート(約6,000メートル)に達します。

ボーイング防衛部門のサービスと製品について、詳しくは米国本社のウェブサイト(英語)をご覧ください。

宇宙・人工衛星技術の可能性を探求する

ボーイングは、強靭な有人・無人システムの設計、軌道上インフラの維持、野心を成果に結びつける衛星の打ち上げや運用能力の提供を通じ、宇宙空間における人類の存在や接続性の新たな一章を紡いでいます。再使用型有人宇宙機や自律型宇宙輸送機から、堅牢な宇宙ステーションの運用、汎用性の高い衛星プラットフォームまで、ボーイングの事業は宇宙活動のあらゆる領域を網羅し、科学、安全保障、商業の各分野における可能性の前進に寄与します。信頼する打ち上げパートナーと手を携えながら宇宙における可能性を広げることで、全人類の利益となる革新的技術を開発するイノベーターとしての役割を確かなものとしています。私たちの包括的なソリューションは、高い信頼性と拡張性によって地球と軌道をつないでいます。実証された技術、革新的な自律性、ミッションに対応する統合性を組み合わせて安全性、持続可能性、卓越した運用性を確保しつつ、新たな発見を後押しすることで、宇宙飛行士、研究者、運用者が宇宙空間のさらに遠くを目指し、より高速な通信を図り、地上での実用的な成果を生み出せるよう支援していきます。

プログラムの一例:

衛星 すべてのミッションを すべての軌道で つなぎ続ける

ボーイングは、軌道の種類にかかわらず、高速通信用小型衛星コンステレーションから信頼性の高いGEO(静止衛星)プラットフォームまで、顧客のミッションを実現する衛星とサービスを提供します。宇宙機から、軌道上運用が実証されたソフトウエア定義型ペイロード、地上アーキテクチャ、運用、ライフサイクルサービスに至る包括的なアプローチにより、的確な工程管理、順応性の高い容量調整、ミッションの強靭性を実現しています。ボーイングの揺るぎない実績と投資を基盤に、統合リスクを低減しつつ導入から成果実現までの時間を短縮することで、運用者が最も必要とする瞬間に能力を拡張すると共に需要に対応し、接続を維持できるよう取り組んでいます。

日本とともに

(© Motoyoshi Ohmura)

ボーイングは、ライセンス生産を通じて日本の防衛産業と深い関係を構築してきました。1956年の三菱重工業によるF-86生産開始を皮切りに、日本企業はバートル107、F-4EJ、F-15J/DJ、CH-47J/JA、AH-64Dといったボーイング製品の製造や整備を数多く担ってきました。

また1993年、日本政府は政府専用機として747-400型機の運用を開始し、現在は777-300ER型機が後継機としてその重要任務を担っています。防衛省は、航空自衛隊の空中給油・輸送機として、767型機の派生型機であるKC-46ペガサスを採用しました。加えて、陸上自衛隊は、ベル・テキストロン社とボーイングが共同で開発・製造するV-22オスプレイを配備しています。V-22ならびにCH-47の輸送ヘリコプター(ティルトローター機)は、日本の安全保障と災害救助活動を支えています。さらに、スキャンイーグルやウェーブグライダーといった自律型無人システムも領土・領海監視能力の強化に貢献しています。