プレスリリース

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ボーイング、2023年第4四半期および通期の業績を発表

2023年第4四半期

  • 民間航空機の納入機数は157機。同期の純受注数は611機。
  • 787型機の生産レートは月産5機。737型機の生産レートは月産38機。
  • 営業キャッシュフローは34億ドル。フリーキャッシュフロー (non-GAAP) は30億ドル。

 

2023 年通期

  • 民間航空機の納入機数は528機。通年の純受注数は1,576機。
  • 防衛を含む全体の受注残は金額ベースで5,200億ドル。その内、民間航空機の受注残は5,600機以上。
  • 営業キャッシュフローは60億ドル。フリーキャッシュフロー(non-GAAP) は44億ドル。

 

表:決算サマリー(単位100万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)

 

第4四半期

通期

2023年

2022年

前年

同期比

2023年

2022年

前年

同期比

売上高

$22,018

$19,980

10%

$77,794

$66,608

17%

GAAP

営業損失

$283

($345)

NM

($773)

($3,519)

NM

営業利益(損失)率

1.3%

(1.7)%

NM

(1.0)%

(5.3)%

NM

純損失

($30)

($663)

NM

($2,242)

($5,053)

NM

1株当たり損失

($0.04)

($1.06)

NM

($3.67)

($8.30)

NM

営業キャッシュフロー

$3,381

$3,457

NM

$5,960

$3,512

NM

Non-GAAP*

中核営業利益(損失)

$90

($642)

NM

($1,829)

($4,662)

NM

中核営業利益(損失)率

0.4%

(3.2) %

NM

(2.4) %

(7.0) %

NM

1株当たり中核損失

($0.47)

($1.75)

NM

($5.81)

($11.06)

NM

* Non-GAAPによる算出。ボーイングでは、米国で一般に認められた会計原則(GAAP)に基づき作成された財務報告を補完するものとして特定のnon-GAAP財務情報を提供しています。提供されるnon-GAAP財務情報には、現行の営業活動による財務結果を示すものではない、もしくはそれらと関係がないと思われる特定の主要項目は含まれません。詳しくは下記プレスリリース(英語)をご覧ください。

https://boeing.mediaroom.com/2024-01-31-Boeing-Reports-Fourth-Quarter-Results

※ NM = Not Meaningful(非適用)

2024年1月31日 アーリントン発 - ボーイングは本日、2023年第4四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は220億ドルとなり、1株当たりの損失(GAAP)は4セント、1株当たりの中核損失(non-GAAP)*は47セントでした。

営業キャッシュフローは34億ドル、フリーキャッシュフローは30億ドルとなりました。現金および有価証券への投資額は、当四半期期首の134億ドルから160億ドルに増加しました。融資枠として100億ドルを確保しておりますが、引き出しは行われておりません。

受注残高は、当四半期末時点で5,200億ドルとなりました。

主要ビジネス部門ハイライト

 

民間航空機部門

  • 民間航空機部門の第4四半期の売上高は前年同期比で13%増の105億ドル。営業利益率は前年同期のマイナス6.5%からプラス0.4%に転じる。
  • アラスカ航空の737-9型機の事故において、ボーイングは透明性を持ってFAA (米国連邦航空局)と協力し、品質管理に関わる施策を迅速に取ってまいります。
  • また、同部門の品質管理システムを外部の専門家が徹底的に精査し、その結果と提言はCEOと取締役会に報告されます。
  • 737型機の生産レートは月産38機で、787型機の生産は現在月産5機となっています。
  • 当四半期の純受注数は611機となり、その中には411機の737型機、98機の777X型機、そして83機の787型機が含まれます。
  • 当四半期の納入機数は157機で、受注残は5,600機超、金額ベースで4,410億ドルとなりました。

 

防衛・宇宙・セキュリティ部門

  • 防衛・宇宙・セキュリティ部門の第4四半期の売上高は67億ドル。営業利益率は、コスト増で前年同期のプラス1.8%からマイナス1.5%に転落。
  • 当四半期は、米空軍より15機の空中給油・輸送機KC-46Aの追加受注を獲得。そのほか、米空軍が次世代練習機T-7A「レッドホーク」の飛行試験を開始。カナダ政府がP-8A哨戒機を選定。
  • 防衛・宇宙・セキュリティ部門の受注残高は590億ドル。そのうち、米国以外の海外顧客が29%を占める。

 

グローバル・サービス部門

  • グローバル・サービス部門の第4四半期の売上高は48億ドルで、営業利益率は民間航空機関連の需要増で17.4%となる。
  • 当四半期は、インドに部品物流センターを立ち上げ、C-17グローブマスターに関わるオプション契約を獲得。

 

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この件に関するお問合せ先

ボーイング ジャパン広報
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FAX: 03-5223-1900