ボーイング、2026年第2四半期の業績を発表

July 28, 2026

※当リリースは、米国時間2026 年 7 月 28日に発表されたプレスリリースの参考抄訳です。
全文および注釈等は英語オリジナル文面を参照ください。

アーリントン発、2026年7月28日

  • 売上高は246億ドルに増加、主に民間航空機171機の納入を反映
  • 1株当たりの損失(GAAP)は0.67ドル、コアベースの1株当たりの損失(non-GAAP)*は0.76ドル
  • 営業キャッシュフローは14億ドル、フリーキャッシュフローは6億ドル(non-GAAP)*
  • 全社の受注残高は7,150億ドルに増加、民間航空機の受注残は6,200機超

表:決算サマリー(単位100万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)

 

第2四半期

上半期

2026年

2025年

前年

同期比

2026年

2025年

前年

同期比

売上高

$24,560

$22,749

8%

$46,777

$42,245

11%

GAAP

営業利益(損失)

$156

($176)

NM

$604

$285

112%

営業利益(損失)率

0.6%

(0.8)%

1.4 Pts

1.3%

0.7%

0.6 Pts

純利益(損失)

($428)

($612)

NM

($435)

($643)

NM

希薄化後1株当たり利益(損失)

($0.67)

($0.92)

NM

($0.79)

($1.09)

NM

営業キャッシュフロー

$1,364

$227

501%

$1,185

($1,389)

NM

Non-GAAP*

コア営業利益(損失)

$1

($433)

NM

$294

($234)

NM

コア営業利益(損失)率

0.0%

(1.9)%

1.9 Pts

0.6%

(0.6)%

1.2 Pts

コア1株当たり利益(損失)

($0.76)

($1.24)

NM

($0.97)

($1.73)

NM

 

* Non-GAAPによる算出。ボーイングでは、米国で一般に認められた会計原則(GAAP)に基づき作成された財務報告に加え、一定のNon-GAAP財務情報を開示しています。詳しい定義は英文リリースの「Non-GAAP Measures Disclosures」をご参照ください。

※ NM = Not Meaningful(非適用)

ボーイングは本日、2026年第2四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は246億ドル、1株当たりの損失(GAAP)は0.67ドル、コアベースの1株当たりの損失(non-GAAP)*は0.76ドルでした。営業キャッシュフローは14億ドル、フリーキャッシュフローは6億ドル(non-GAAP)*でした。主に民間航空機部門での売上高増加と年内の良好な運転資本を反映しました。当四半期末の全社の受注残高は過去最高の7,150億ドルに達しました。

ボーイング社長兼CEOのケリー・オルトバーグは、「計画の実行に伴い、チームが着実な進捗を見せていることを大変嬉しく思います。事業運営はより安定し、主な認証プログラムも計画通りに進んでいます。私たちはこれまで信頼の回復に注力してきました。それを基盤に、安全、品質、納期遵守につとめており、それを徹底して継続することで強化していきます。下半期にはさらに取り組むべき課題がありますが、現在高まりつつある機運に乗じて、ボーイングは正しい方向へと前進し続けます」と語っています。

当四半期中の営業キャッシュフローは、民間航空機の納入数増加と運転資本回転期間を反映し、14億ドルでした。有形固定資産(建物、設備、機械)への追加投資は、主にチャールストンとセントルイスの施設への投資拡大を反映しています。

現金および時価性のある有価証券への投資額は合計200億ドルでした。当四半期の期首の209億ドルと比較して、当四半期中のキャッシュフローによって債務返済が一部相殺されたことが反映されました。融資枠として100億ドルを確保しておりますが、引き出しは行われておりません。

主要ビジネス部門ハイライト

民間航空機部門

  • 民間航空機部門の第2四半期の売上高は118億ドル、営業利益率はマイナス2.7%。主に納入数増加、適切な機種ミックス、業績の改善、その他の調整を反映。
  • 737型機プログラムは当四半期中に月産47機への引き上げを開始。7月にノースラインで低率初期生産(LRIP)の稼働を開始。7月時点で737-7型機および737-10型機の認証飛行試験を完了。両機種の2026年内の認証取得、および2027年の初号機納入の見込みを維持。777Xプログラムは当四半期中、米連邦航空局(FAA)から型式検査承認(TIA)第4B段階の認証飛行試験を開始する許可を取得。初号機納入は2027年の予定を維持。
  • 当四半期には大韓航空、デルタ航空、SMBCアビエーション・キャピタルなどから246機の純受注を獲得。171機の民間航空機を納入。受注残は6,200機超、金額ベースで5,970億ドル。

 

防衛・宇宙・セキュリティ部門

  • 防衛・宇宙・セキュリティ部門の第2四半期の売上高は75億ドル。納入数増加が牽引役。営業利益率はマイナス0.2%。業績には次期大統領専用機VC-25Bプログラムにおける、主に生産および認証体制の強化への投資に起因した2億8,000万ドルの損失を含む。初号機納入は2028年の見込みを維持。
  • 当四半期には、米宇宙軍から独自通信能力の提供に関する契約を獲得。米海軍向けMQ-25Aスティングレイの初飛行を完了し、マイルストーンC(訳注:開発・試験段階を終え、量産開始の承認にあたる)に到達。米空軍向けT-7Aレッドホークの低率初期生産を開始。
  • 防衛・宇宙・セキュリティ部門全体の当四半期の受注残高は850億ドル、そのうち27%が米国外顧客からの受注。

 

グローバル・サービス部門

  • グローバル・サービス部門の第2四半期の売上高は取扱量の増加により53億ドル。営業利益率は18.1%。Digital Aviation Solutionsの一部事業売却に伴う影響、コスト高、不利なサービスミックスを反映。
  • 当四半期は、米海軍からP-8A訓練システム提供に関する契約を獲得。ボーイングの訓練ソリューション「バーチャル・エアプレーン」導入に関するアラスカ航空との合意を発表。期末の受注残高は330億ドル。